しずおかHEART防災プロジェクト キック・オフイベント
まちめぐり&座談会
「“未”被災地のための防災アートは可能か?」
※終了しました。ご来場ありがとうございました!
阪神・淡路大震災や東日本大震災をきっかけに、被災地では復興支援のための多くの創作活動が行われ、表現が生まれてきました。では、いわば“未”被災地であるしずおかを場としたアート・表現にはどんな可能性があるのでしょう・・・?
今年度からはじまる「しずおかHEART防災プロジェクト」では、キックオフ・イベントとして、震災をテーマとした表現活動に関わってきたキュレーターやアーティスト、県内で防災やアートに関する活動を行う方、防災や災害の専門家などをお招きし、座談会を開催。客席のみなさんも交えて意見交換も行います。また、座談会に先立ち、県内の地質・歴史・防災の取組みなどを見て知る「まちめぐり」を実施します。ぜひご参加ください。
☆ 参加無料 ☆
まちめぐりは要事前申込(定員:各回先着20名)
※定員になり次第締切りとさせていただきます。
座談会のみ参加希望の方は申込不要。直接会場にお越しください。
第1弾 2018年2月25日(日)
まちめぐり ◆ 焼津~吉田篇
“洪水・高潮・津波に向きあう地域の暮らしの工夫を知る”
案内人:松田香代子氏(松田民俗研究所代表)
時間: 13:00~16:30(予定)
※受付開始12:30 焼津公民館 会議室6
(焼津市本町5-6-1 焼津市役所アトレ庁舎3階)
<ルート>
徒歩で浜通りへ
弁天堂 ~ 浜の波除地蔵 ~ 波除けの堰板用柱 ~ 札ノ辻(波切地蔵ほか)
~ 安泰寺(墓地内の波除稲荷・波切地蔵)~ 旧堤防跡 ~ 青峰山教会内の波除地蔵
専用バスで移動
光心寺(小泉八雲ゆかりの波除地蔵)
レック株式会社 第5倉庫〔吉田防災倉庫〕(現代の舟形屋敷)
座談会 ◆ 焼津公民館 会議室6
(焼津市本町5-6-1 焼津市役所アトレ庁舎3階)
17:00~19:00(予定)(16:45開場)
パネリスト:
窪田研二氏(インディペンデント・キュレーター/KENJI KUBOTA ART OFFICE代表)
藤井基貴氏 (静岡大学教育学部准教授/防災総合センター准教授)
松下徹氏 (SIDE COREディレクター/アーティスト)
松田香代子氏(松田民俗研究所代表)
コーディネーター:
平野雅彦氏 (静岡大学教育学部特任教授/人文社会科学部客員教授)
第2弾 2018年3月3日(土)
まちめぐり ◆ 函南~三島篇
“地球の営みから生じる 美と畏れを感じる”
案内人:小山真人氏(静岡大学教育学部教授/防災総合センター副センター長)
鈴木雄介氏(伊豆半島ジオパーク推進協議会専任研究員)
時間: 13:00~16:30(予定)
※受付開始12:30 三島市民文化会館 第2会議室
(三島市一番町20-5)
<ルート>
専用バスで移動
丹那断層公園 ~ 断層地形の観察 ~ 火雷神社 ~ 白滝公園
※ルートは変更となる場合があります。
座談会 ◆ 会場:三島市民文化会館 第2会議室
(三島市一番町20-5)
17:00~19:00(予定)(16:45開場)
パネリスト:
小山真人氏(静岡大学教育学部教授/防災総合センター副センター長)
鈴木雄介氏(伊豆半島ジオパーク推進協議会専任研究員)
住 康平氏(Cliff Edge Project代表/美術家)
松本圭司氏(郷土雑学)
コーディネーター:
平野雅彦氏(静岡大学教育学部特任教授/人文社会科学部客員教授)
主催:SBSプロモーション、静岡新聞社・静岡放送、静岡県文化プログラム推進委員会
しずおかHEART防災って?
「大地震が明日にも来る」と言われ続けて40年余。私たち静岡県民は、いまだその日を免れてきており、一人ひとりの防災意識は薄れがちとなっています。しかし、明日にも来るかもしれない、という状況はこの先も変わりません。静岡県は“未”被災地なのです。一方で静岡県は“防災先進県”です。県内には震災に関する様々な情報や知見、「防災文化」とも呼べるものが数多く存在するはずです。東日本大震災をはじめ各地の災害を経て「想定」が揺らぐ中、南海トラフ(東海)地震が「想定(予知)できない」ことが明言され、また新たな防災対策が検討されています。本プロジェクトではそんな静岡県のこれからの防災にアート(表現)ができるコト、を実践しながら探り続けます。
【静岡県文化プログラム】
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向け、オリンピック憲章で開催が定められた「文化プログラム」が、日本全国で展開されます。静岡県文化プログラム推進委員会は、文化・芸術振興や文化・芸術による地域・社会課題対応を目指して、様々な団体等との協働による取組を進めています。